お布団なし生活、実験中。

さらなる軽量生活にむけて実験をしています。

今回は『お布団』です。

お布団なし、ベッドなしの生活って想像したことありますか?私はありませんでした(笑)

かれこれ引っ越し10回以上はしてますが、毎回、お布団か、ベッドはかならず家にありました。勤めだしてからは睡眠は大事だからと、高価な国産ベッドやマットレス、まくらを購入して使っていたこともありました。

でも、よくよく考えるとデメリットもたくさんあることに気がつきました。

お布団・ベッドのデメリット

まず、衛生面。寝ている間にはコップ1杯以上は汗をかくといいます。それがシーツやマットにも染み込んでるんですよね。いくら速乾性のあるシーツでもホコリやダニの温床になりがちです。冬とかシーツもマットも厚くなるのでさらに衛生面は心配になります。ベッドの場合は、ベッド下も注意ですね。ホコリがモッサーっとたまっていたり…ぞぞっ。

それから手入れの手間です。衛生面が気になるからといって、シーツもマットも毎日は洗えません。お布団も毎日干すなんて気が遠くなります…。さらに自宅で洗う場合は大きな洗濯機が必要になります。コインランドリーなら大型は1500円しますから、洗う頻度が高くなると不経済です。

最後に場所の問題。寝床って、かなりの面積を占めてるんですよね。夫婦2人ともなるとダブルベッドでもそうとうな大きさがあります。じゃあお布団にして上げ下げすれば?ってなったら、まぁそれもけっきょく面倒くさいからしなくなって万年床になりがちで。すのこをひいたらもうお布団あげたりしないので、ベッドと一緒です。約2㎡は寝床が占める。

いやー思った以上にデメリットおおいぞ!なんとかならんのかー!と悩んだ結果、

「本当に、お布団って、ベッドって、いるの?」

と疑問に思うようになったんですね。

いつものパターンで、妻みしゃこが「お布団ナシをやってみたい」と言い出して、夫が「マジ?」とびっくりして、夫婦でもにょもにょ家族会議をしました。わりとすぐに結論がでました。

「いちど、お布団、やめてみよう」

夫の順応性とチャレンジ精神には頭が下がります。いつもありがとうございます。

実験開始

とはいえ、いきなり床で寝るのはハードルが高すぎますのでね。下記のとおり最低限の装備を用意しました。

  • ヨガマット(厚さ10mm〜15mm)
  • 寝袋(車中泊で使っている、ノーブランド¥3,000くらいのもの)
  • パイプ枕(楽天で700円台で入手できるすぐれもの)

わお身軽ー!

みごとに布団のデメリットは解消されます。ヨガマットは拭けばいいし、寝袋も軽いから洗いやすいし天気の良い日に干せばよし。パイプ枕も丸ごと洗って陰干しできます。

そう、あとは。最大の難関。

寝心地です。

寝心地はいかに?

現在、2日ほどためしてみたところ、夫は背中が痛い、妻は首がいたいですねー!(爆笑)

いやしかし、これは慣れる気がするんです。なので最低でも2週間は試すつもりです。

どうなるでしょう?私たちも楽しみです。

また進捗があれば更新します!

追記:

5日目、熟睡してました!(笑)ふつうに6時間以上ぐっすり寝ていました。いやぁ慣れるもんですねぇ。人の適応力の高さには感動します。

妻みしゃこの首の痛い原因はまくらでした。まくらの高さを高く調整すると治りました。お布団のときより、高めにしました。からだの沈み込みがないぶんの調整です。楽天にあった愛用のパイプ枕(↓)は自分で気楽に高さ調整できるので、たいへんよろしいです。

私はヨガマットの厚みが15mmあるので、かなり快適です。夫のヨガマットは10mmなので少し体が痛いようです。まぁヨガマットだけじゃなくて体についているお肉の厚みも関係ありそうですけど…(笑)

ヨガマットをお布団がわりにするなら15mmはあるとよさそうでですね。


Image by super-mapio from Pixabay

この記事を書いた人

みしゃこ(妻)

1979年兵庫県尼崎市うまれ。今は奈良を拠点に活動中。身の回りや心の軽量化を考えたり実験するのが大好きです。フリーランスのWEB制作屋。得意技は、狙ってないのに入ってしまう頭突きと裏拳。