丹波篠山(兵庫)の黒豆食パンが最高なので名物にしてほしい

多拠点生活で、兵庫県の丹波篠山に行ったときのこと。感動的な出会いがありました。

兵庫の丹波篠山はなかなかにマイナーな場所かもしれません。でもさらにマイナーなものを共有させてください。正直、興奮しています。暑苦しいですがご容赦ください。

観光の中心地である篠山城跡からは徒歩5分ほど離れてるんですが、散歩していてどーしても気になっていたお店がありました。

その名も『黒風堂』(こっぷうどう)さん。

モーニングやってるよって書いてあったので、滞在最終日にふらっと立ち寄ってみたんですが…。

モーニングがモーニングじゃない

まず、おどろいたのがボリュームです。

ドリンクと、トマトとキャベツのボリューミーなサラダ、コショウの効いた目玉焼き、ぶあついハム(スパム?)にマスタードとケチャップ。朝食あまり取らない私たちからすると朝からオイリーでとってもガッツリで幸せでした。

気のいいマスターの手作り感満載で、それが逆にあたたかみがあっておいしくて最高でした。

そして問題の…

黒豆食パンのトーストが絶品

これですよ。

黒豆食パンがトーストされて、バターがじゅんわり染みてるんですけど、

控えめに言ってもおいしすぎます。

絶品すぎます。

とにかく全国民に食していただきたい。

甘い豆好きはもちろん、パン好きな方、あんバター系好きな方は、スイーツ好きな方、とにかく問答無用で食べるべき

まず丹波黒豆は非常につぶが大きくほっくりしています。まるでやわらかい栗のような味と食感です。そしてその大粒の丹波黒豆と煮汁が大量につめこまれたが食パンが、さらにトーストされちゃっているわけです。

丹波黒豆の自然なふんわりした甘さと、バターのしょっぱさ、そしてトーストの香ばしさが口いっぱいに広がり…全身をかけ巡ります。

もう、みごとでした。圧倒されました。

思い出しても幸せになってじわっとヨダレが出るレベルです。

あまりにもおいしいので、忙しそうにされているマスターをとっつかまえて(迷惑)興奮ぎみに有り余る感動をお伝えしたところ、ありがたいことにお話しを伺えました。

すると…

この道30年(やっぱり)

カフェ自体は最近オープンしたそうなんですが、黒豆製品の製造や販売をして30年になるそうです。この黒豆食パンは作ってから10年、ようやく日の目が見えてきたと…。

もう心底納得するしかありません。このおいしさが物語っています。

できたての黒豆を試食

まだ興奮がさめずに店内をウロウロしてたら、外で炊いていた黒豆を試食させてもらうことができましたー!

↑40年使ってる釜(!?)…黒豆は炊きあげるまで2日かかるそう(!!??)

やっぱり粒が大きい!そしてめっちゃおいしい!

これは黒豆だと認識できません。ほんとに栗のようです。

あたたかいうちはさっぱりした甘さがしましたが、冷めると甘みが増すそうです〜。この自然な甘さが大好きです…。

納得のリピート率

今回いただいたのは黒豆食パンですが、黒豆ソフトフランスも開発し、好評だそうです!

他にも黒豆コロッケやあんバターなど、いろんな商品があります。どれもおいしそうでした。

リピーターも多いようで、大量購入されてる方もけっこういらっしゃいました。…わかりますよ…おいしいもの…。

私も家族へおみやげに黒豆食パンを購入。…!ずっしり…重い…!

ありがとうございます!これでまた感動の美味しさを楽しめます!

滞在最終日だったことが一瞬悔やまれましたが、逆によかったかもしれないと夫婦で話していました。こんなの毎日来てしまう!糖分取りすぎてハイになってしまう!

後ろ髪ひかれながら後にしました。

丹波篠山の新名物になる予感

丹波篠山の名物として黒豆や、黒枝豆、栗などは有名でめっちゃくちゃおいしいのですが、どうしても地味な印象なのがもったいないなと思ってたんです。

好きな人はめっちゃ食べると思うんですけど、私は黒豆や栗はお正月のおせち以外で食べる機会ってそれほどないですし、デザートとしても、ごはんのおかずとしても微妙だしで…。

でも、この黒豆食パンは別次元です。きっと多くのファンが、というか中毒者は続出すると思います。あんバターが流行るのにこれが流行らないのはおかしいと思うんだ!

このすばらしい食パンの開発を成功させるに至った黒風堂マスターに、あらためて心から感謝いたします。本当にありがとうございます!

黒豆食パンは、なんと通販でも購入できるようです。兵庫に立ち寄る機会があれば行ってみていただきたい、というか機会を作ってでも行く価値はありますが、なかなか行けない方はぜひぜひ通販で試してみてほしいです!


黒風堂さん
HP:https://www.koppudo.com/
通販:https://store.shopping.yahoo.co.jp/kopudou/


この記事を書いた人

みしゃこ(妻)

1979年兵庫県尼崎市うまれ。今は奈良を拠点に活動中。身の回りや心の軽量化を考えたり実験するのが大好きです。フリーランスのWEB制作屋。得意技は、狙ってないのに入ってしまう頭突きと裏拳。