「都会をはなれて静かな場所で住んでみたいなぁ。古民家に住んでみたいなぁ。」
そんな夢を持ったことはありますか?
私も、一度はそういう場所で暮らしてみたい、という夢を抱いていました。
私たち夫婦はフリーランスで基本リモートワークなので、パソコンとインターネットさえあればどこでも仕事ができます。
でもなぁ…
車がないしそこまで田舎は無理だよな…
生まれてから大阪東京に住んでた私らにはハードル高すぎるしな…
ときどき仕事で東京出張もあるから電車使いたいし…
そんなブラマヨ吉田みたいなネガティブ妄想が爆発していたある日。
夢がとつぜん叶いました。
偶然見つかった奈良の古民家
妻みしゃこがぼーっと賃貸サイトをみていたとき、急に飛び込んできたのが奈良にある借家の古民家です。
リノベーション済みで水回りもめっちゃキレイやん。
しかも家具ぜんぶついてるの?冷蔵庫、レンジ、エアコン、洗濯機、食器、カーテン、電気…なにそれ最高か。
あれ?駅からめっちゃ近いぞ。
世界遺産が歩いて行ける距離にある。
ちょっと足をのばすとスーパーも飲食店もたくさん…。
しかも、びっくりするくらい安い。
なにこの田舎と街のいいとこどりをしたような物件!!∑(゚Д゚)
まさに理想の物件だったのです。
寝ても覚めても
妻みしゃこは、静かにひそかにテンションがあがっており、即、夫ひーさまに相談しようと思いましたが…。
だめだだめだちょっとまて興奮しすぎてる。落ち着けわたし。カムダウーン。カムダーン。…OK。ちょっと冷静になろう。
そうして、1日、3日、1週間。おいてみました。
が、
寝ても覚めてもぜんっぜん興奮が消えない!
もうこれはダメだ一度納得するまで検討しようと腹をくくりました。
「こ、こういうのがあるの…一回見に行きたいんやけど…」
と夫におそるおそる相談してみたところ。
夫、いきなりの奈良に「なんでそうなった∑(゚Д゚)」としばし唖然(そりゃそうだ)。
おそらく私の目がめずらしくギラッギラしていたのでしょう。そこまで言うなら一度行ってみようかと、半信半疑で不動産に見学予約を入れて、奈良に向かったのです。
フハハハ!かかったな!
電車にゆられ、奈良に入り、どんどん緑が多くなってく景色にいやされながら、いざ見学へ。
いっぺんに気に入りました。(早!)
なんかもうこういうのって直感なんでしょうね。夫婦ともに「ここでええやん。ていうか、ここがええやん」となり、即契約でした。それくらい私たちにぴったりの物件でした。夫はフツーに値引き交渉しててさすがと思いました(笑)
お引越し
荷物が少ないのでいそいそと軽ハコをレンタルして、荷物をつめました。
荷物は少ないのでこれで全部の9割くらいです。
しかも夫ひーさまはタイミング悪く腰をいためており、妻みしゃこと妻の家族がお手伝い。
いたたまれなかったのだろう詫びの運転です。かわいそう(笑)
転居先はプライバシーを守りたいので写真は控えますが、
ちょっと足をのばすと…、こんな感じです。
いやもう本当にうれしい。
実際、住んでみた感想
「おもいきって移住してよかった」
冗談抜きで、毎日、そう思います。
緑がたくさんり、朝夕の近くのお寺の鐘の音がきこえます。
窓をあけるといろんな野鳥がさえずり、カタンコトンと遠くで聞こえる電車の音がノスタルジック。
草のかおり、土のかおり。
予想以上に、すばらしい体験です。
問題があるとすれば、さすが自然の中、いろんな虫たちが住居侵入して大騒ぎになることでしょうか(汗)
それも、数年すると慣れてきてプラスチックのコップを虫にかぶせてそっと外に逃がし「誰得やねんこれ」と笑う毎日です。
移住は、ちょっとずつ
田舎暮らしの夢を持っていても、いきなり田舎に住むというのはむずかしいし、正直ギャンブルすぎると思います。
ただ、今回私たちが発見できたように、借家で安くて条件のいい物件はたくさんあります。
田舎すぎず、都会すぎず、そんなところからはじめるのもいいのではないでしょうか。
もし、同じように移住の夢を持っている方は、賃貸で少しテストしてみるという方法はすっごくおすすめです。
いきなり大きなことをするのではなく、ちょっとずつテストする、じゃっかん右肩アガリでいきましょう。
あなたの人生がJMAになることを祈って。
今日のおまけ:アンタたちちょっとは整理しなさい…